2023/1/28

「幸福な結末」 辻 仁成著 2005年出版

角膜提供をうけて見えるようになった主人公の目に

何故か・・・残像が・・・

この残像は誰なのか…提供者を調べる旅に・・・

昔、テレビで

心臓の臓器提供を受けた男性が

以前は全く、興味のなかった、スポーツをしたくなったという

何故か・・・自転車を乗り出し・・・それが

面白いように上達するし、とても楽しいし

どんどん好きになって、自転車をのらずにはいられないような

体質になったそう・・・・

心臓の臓器提供者は・・・まさに、自転車が好きなスポーツマンだった・・・のだ

なんという、不思議?というか・・・

不思議ではないのか・・・

人間の細胞の記憶・・・のすごさに驚いたのであった・・・・

遺伝なんかもそんな部分が多いのだろうとフト思ったりもした(・.・;)(^^

 

さて・・・この物語・・・

角膜提供を受けたものの・・・残像がちらつくのである・・・

たぶん、角膜提供者の忘れ得ない強烈な記憶が生きていたのだろう・・・

と、思いながら、本を読み進めた・・・

いろいろな事件が出て来るが・・・

事件を見たとしても・・・

いくらそれを説明したとしても・・・

本当の事など、自身と相手にしかわからない事だってある・・・

見たとしても

心までは・・・誰も見抜けないのだから・・・

人間は生きるために法律を考え、裁判をし解決させる事がある

けれど・・・それは、社会や世間で生きる為の法律であって・・・

人間社会の掟に従っているだけだ

そういう事もこの世には必要な事もある

が、本当のところは当人と相手にだけしか分からないのが本当だろう

社会や世間がとやかく言ってくるこの世・・・

唯一、心の中だけは、無法地帯である

潜在能力はずっと持ちつづけた方がいいと

思っているし、時として形を変えたりもするかもしれない

ときどき取り出して見て見る( *´艸`)

読んでいてそんな気持ちになったのでした

 

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