2023-01-01から1年間の記事一覧

黄色い家

「黄色い家」 川上未映子 著 2023年2月出版 この本を10カ月も図書館の予約待ちをして、やっと順番が回ってきた すっかり忘れていたのだけれど・・・ベストセラーになったと思うこの本 読んでみると引きつけられるように読めてしまった・・・ さて・・・ 主人…

ペルソナ 

ペルソナ 脳に潜む闇 中野信子 著 2020年出版 「脳の闇」2023年出版 の本を借りたくて図書館に行ったのだが 貸し出し中15人目と出て あえなく・・・こちらの本を借りてみた 私の感想日記なので気にせずに・・・(^^ ペルソナ(他者に対峙するときに現れる自己…

ありがとうの奇跡 

ありがとうの奇跡 小林 正観 著 2016年出版 「ありがとうの奇跡」の 書評が目に留まったので読んでみた ユニークな 本でした 信じたいような、え?そうなの?という 不思議な事も書いてあるのがまた、いい感じなんですけど とにかく、「ありがとう」という言…

道誉なり 北方健三 著

道誉なり 北方健三 著 1995年出版 近年2021年に改訂版が文庫本で上下巻で出たそうだが 図書館では古いものしかなく、こちらを読んだ なぜ、「佐々木道誉」を読んだのかというと 茶道を勉強していて 能や 闘茶などの文化の時代に 婆沙羅とかカブキモノと言わ…

ミラクル 辻仁成 著

「ミラクル」 辻 仁成 著 絵 望月 通陽 1997年出版 ミラクルを読んだ ちょっと前からブログによく出てきていたので気になっていたのだ クリスマスに読みたくなるような 物語だった 最後に少年が ふいに大人になったのか・・・ はたまた、クリスマスの計らい…

茶の湯を学ぶ本 (改訂版 公式テキスト) 今日庵 茶道資料館 

改定版「 茶の湯を学ぶ本 」 監修:今日庵 茶道資料館 茶道を習っている、 先生から 堺の在住の折に検定があることを教えていただいた・・・ コツコツと勉強を重ねていった・・・ 歴史好きである私 茶道の本場 堺 に夫の転勤によって越してきたのだ 世界遺産…

瑜伽(ゆうが) 句集 

「瑜 伽」ゆうが 俳句本・ 橋本 榮治 著 先日 俳句本 が届いた 俳句の世界に入ると、同じ結社の方がたが俳句本を出版され 謹呈本を頂戴し、お礼状を出すのが習わしのようだ なかなか、共感できる俳句本が少ない中 久々に感動を頂いたので・・・ 私は初心者で…

2023/5/7

「自分流・光る個性の道を行く」 辻 仁成 著 2023年 出版 図書館の予約で借りられた・・・ まだ、新版なので、図書館に置いてないだろうと 検索をかけると・・・・ あった!!これは、予約せねば!!とネット予約をしたら 今借りている人の次に借りられる事…

2023/4/27

「パリの空の下で息子とぼくの3000日」 辻 仁成 著 2022年出版 図書館で予約すること・・・半年は待ったかしら・・・ようやく順番が来た(^^ 思春期の頃の子を持つシングルファーザーの子育て日記・・・一番難しい年ごろを 男手でよく大学合格まで頑張って来…

2023/4/26

小説「80 50」 林 真理子 著 今も大活躍の 林真理子さん・・・ 私は 「an an」世代で・・・あの頃は カラス族というのが流行っていた・・・ 女性の嫌味たっぷりないじわるな文章がとっても 面白くて、真髄をついていて・・・面白い小説を連発されていた…

2023/4/25

シンプルな情熱 アニー・エルノー著 堀 茂樹 訳 以前この本がブームで借りようと思ったが、なくて、最近 ふと・・・図書館に並んでいたのです 以前はこれとは別の本を借りた 「凍りついた女」アニー・エルノー著 訳者も上手であっという間に引き込まれ読み終…

2023/4/14

Yumeno-haiku Back to the Dream! 2014-2022年の記録 過去の俳句をここにまとめておこうと思い立った・・・( *´艸`) 自作の俳句・・・↓ haru-leo’s blog Yumenoーhaiku New(^^♪ 少しづつ更新して行こうと思う・・・ おすすめ インドネシア ジャカルタ ジェイ…

2023/4/3

久しぶりに図書館に行った・・・ 春の風の入る図書館・・・ 心地よさそうな日曜の午後・・・ 雑誌を見るだけで楽しい・・・ お目当ては新刊や話題の本・・・ 一時流行ったベストセラーも 今頃読めたりする・・・ が・・・辻さんの本はまだ5月まで回ってこな…

2023/3/4

今朝のニュースで 「世界の家の窓から」という本の紹介をしていた・・・ こういう、見て、心が癒される本はとっても好きだ 読まなくても、世界の人と繋がれるから・・・ 見てみたいなぁ・・・と思う 世界の人のどんなストーリーがこの窓の中にあるのか 窓の…

2023/3/1

お世話になっている J-peopleの編集長がアマゾンで本を出しました・・・ 今なら99円のサービス期間でポチリました お母様の介護に直面した父兄弟の物語・・・ ご両親の馴れ染めや、思い出、家族の思いが あちらこちらに散りばめられ、 元気だった頃の母の姿…

2023年1月29日 日

「二十八光年の希望」 辻 仁成著 2006年10月再出版 これは 「いまこの瞬間 愛しているいうこと」2003年 出版のタイトルで 集英社より再刊行されたものです、文庫本化にあたり改題致しました・・・・ と書かれていた・・・ そうだったのか・・・中身は同じで…

2023/1/28

「幸福な結末」 辻 仁成著 2005年出版 角膜提供をうけて見えるようになった主人公の目に 何故か・・・残像が・・・ この残像は誰なのか…提供者を調べる旅に・・・ 昔、テレビで 心臓の臓器提供を受けた男性が 以前は全く、興味のなかった、スポーツをしたく…

2023/1/26

「不屈」 辻 仁成著 2014年出版 2012年~2014年5月の日記を抜粋したものだ・・・ エッセーがとても好きで、今でもネットで読んでいる・・・ 日記が得意分野なのかなと思っていた、昔からよくエッセーシリーズにも出合うし つい最近も「ぼくと息子の3000日」…

2023/1/25

「彼女は宇宙服を着て眠る」 辻仁成著 2002年著 短編集が短くて好きだ・・・ 朝はいつだって歯磨きからはじまる 万華鏡 盛夏 彼女は宇宙服を着て眠る など・・・面白かった・・・ いつもより、澱というかにごりがない澄んだような印象の文体に感じた 物語の…

2023/1/24

「ヤダとイイヨ」 つじひとなり 著 他館の本を取り寄せたまたもやの一冊・・・ 絵本は・・・解り易くて楽しい・・・ 「ヤダ君とイイヨ君」 ヤダ君に手を焼く両親に・・・ ちょっとの間、家に預けられて来たおなじくらいの男の子 イイヨ君・・・ 絶対的にイイ…

2023/1/18

「愛はプライドより強く」 辻 仁成著 1995年出版 図書館に行くとまだ読み切っていない 辻さんの本が一冊発見・・・ 書庫の奥にあったのだ・・・ パラパラと見たのだけれど・・・ 目がくぎづけになったのは・・・・ 主人公が大切な彼女を必死に引き留めるため…

2023/1/16

母なる凪と父なる時化 辻 仁成著 1994年出版 著者略歴の中にこの小説が 芥川賞候補になったと書かれてあった この小説を読んで・・・ これこそ、映画にしたら面白そうだと思った・・・ 青春映画というか・・・ 思春期、青年期の頃のあやうい感じがとてもヒヤ…

2023/1/14

「いつか、一緒にパリに行こう」辻 仁成 著 2005年出版 コロナ解禁となる昨今・・・ 2020年コロナが流行しはじめた年には 我々はトルコ旅行へ行く予定だったが・・・ 見事、コロナでキャンセルを余儀なくされたのだった・・・ あれから・・・3年…激動の人生…

2023/1/13

「屋上で遊ぶ子供たち」辻 仁成著 1992年出版 他館から取り寄せた・・・二冊目・・・ 作家さんは詩人でもあった・・・ さて・・・ 作者の詩の中に・・・ 「夏が終わるのは誰もが分かっていた」・・・に ふくよかな母になりたかったという詩があった・・・(^^…

2023/1/12

「99歳まで生きたあかんぼう」辻 仁成 著 2003年出版 図書館で他館にある本を取り寄せてもらった一冊・・・ 気になっていた・・・本館の本は読破したので・・・ この本もとっても面白かった・・・って65歳まで読んだ・・・(^^♪ こんな物語の書き方なら・・・…

2023/1/6

「海峡の霧」 辻邦夫著 2001年出版 図書館で「辻」の欄を探していると・・・この本があったので あれ?新しい本が入ったのかな?と思ったら・・・ 間違えたようだったが、このエッセーはまた 面白かったのだ・・・東大を出て頭脳明晰な方なのだろうけど 文章…

2023/1/5  続

五女夏音 辻仁成著 1999年著 楽しく拝読いたしました。 お正月に家族の事を考える丁度良い感じの本でした お正月前から、お料理の用意、お掃除・・・ 夫の家、実家の親の事を気にしながら、 両家と仲良くやってゆきたい気持ちがバリバリに芽生える年の暮…

2023/1/2 あけましておめでとうございます!

「五女夏音」 辻仁成著 1999年出版 さて、年末に借りていた本を再びよみはじめましょうか・・・ この本は不動産を営む親と子供の大家族のお話のようです・・・ 丁度、お正月・・・大家族は一同に集まる機会ですし・・・ 相応しい物語そうですが・・・ それぞ…