2022/12/2

「愛をください」辻 仁成著 2000年著

図書館にあったこの本・・・・

愛だの恋だの・・・と題名に付く本はとちょっと敬遠していたが

何故か・・・手が伸びた

さて・・

1988年に「ECHOSE」の「Zoo」 「愛を下さい」がリリース、ヒットしていった

私も、「愛をください~・愛をください~」というフレーズは耳に覚えがあった・・

その後、2019年にドラマ化されたらしい・・・

ネットをググる

「・・・複雑な社会を、群れながら生きる人間模様を見事に動物園に見立てている。

その観察力や表現力は、さすが人気作家・辻仁成だ。」とネットにあった(^^)/

そのドラマ、リバイバルで見たいと思う・・・( ;∀;)

さて・・・本では

養護施設に育ち、自殺行為を繰り返していた少女と

文通する事になった、基次郎・・・本人も養護施設に育ち、養子にもらわれて

人並みの生活を送っていたが・・・病気で亡くなってしまう・・・

実は2人は兄妹であった・・・という設定だった・・・

少女は利発な子だが養護施設で育ったせいか、どこかにいつも愛を求めている

彼女は社会に出ると知らず知らずに辛苦を舐めてゆく・・・

愛に飢えていた・・・知らぬうちに歪んだ愛情が遍歴を歩む・・・

基次郎はそんな彼女を手紙でずっと見守ってゆく・・・

ほんと、ドラマになりそうだ・・・

人間は悪いと思っても・・・本能なのか、愛にのめり込むと

周りが見えなくなる・・・人間の脳は本当に不思議だ・・・

理性があってもどうしようも無い時があるのだろう・・・

これは、経験した者でないと解らないと・・・

しかし・・・

この本では、兄妹愛がきっかけで・・・

手紙がきっかけで・・・

主人公は

目覚める機会を得られたような気がする

人間はいろいろな環境に晒される・・・

でも、きっとどこかで

強く見守ってくれている存在が居るから居たから

生きられるものなのかもしれない

生まれるということは愛を掴む事なのかもしれない

いや・・・

愛を知る事なのかもしれない

いや・・・

人を本当に慈しみ愛しみ守りたいと強く思う事なのかも・・・

 

ふと・・・

読後日記をつけているのも、

一種の手紙めいているような気がしてきた・・・

読んだ本に手紙を送っているような感覚に思えてきた・・・

本の御霊さんに心が暖かくなりました。

いろいろ考えさせられて、心豊かになりました

幸せに生きていけるような気がします

ありがとうございますって感じでしょうか

 

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