
2025年12月15日 看脚下 千玄室著 初版発行
今年の 夏 京都「五山の送り火」の前日 お亡くなりになられた
裏千家茶道 15代 御家元 玄室 宗匠 が生前に伝えたかった事をご本人の百歳に新しく書き下ろした原稿を素とし書かれたそうです
ご自身の生い立ちから、戦争に巻き込まれ、特攻隊へ
戦後は “一盌からピースフルネスを” 掲げ
日本のみならず海外へと平和を唱えた
平和への願いが実感として伝わってくる
戦争を経験し
自らは、「茶道」を通して「平和」を唱え続けて来た
茶道の魅力や歴史、想いを継いでいきたい気持ちにもなり
長年お稽古を積んで来た意味を知り、再び、伝えたい、残したいという
気持ちが強くなった・・・
本書の中には 心に刻み込んでおきたい フレーズが沢山あった
今中国が、日本に難癖を言い放ってきているのだけれど
茶道は その昔、奈良朝に中国より日本に渡来した・・・
その中国の祖 孔子の人倫道徳の道である儒教を 老子や荘子がそれを
日本は中国から 人倫道徳を祖として 培われたと言っても過言ではない
1300年の間 茶の行事を含め みゃくみゃくと・・・行事を絶えず行ってきた
こんなに忠実に教えを守り 文化を継承してきた
お陰で、日本人は信心深く、礼節を重んじ、道徳を守ろうとしてきた
それは・・・国の上に立つ人がしっかりと、文化を重んじてきたからだと
そして、それを 影に守るように いろいろな文化が根付いた
茶の文化も継承されてきたように・・・
激動の時代を生きた 玄室宗匠の 最後に伝えたい 事・・・・とは・・・
戦前 戦争 戦中 戦後 高度成長期 リーマンショック 不毛の30年間 コロナ
いろいろと 時代を駆け抜けてきた 玄室宗匠
日本国を愛したフランス人の牧師、詩人(1916年)が
「告日本国」に「日本の児等に」と題して発表している
玄室宗匠もその異国人が見た日本人への「告」に共感を覚えたのでしょう
7か条 書かれていた・・・
外国の方が 日本に住み 感じ入られた良い所を
これからも 日本人として 伸ばしていきたいと
以下は私の解釈したものだけれど
本を読み、皆さん、それぞれの解釈をと思う・・・
1,自由を失わなかった民であるから亜細亜に自由を
2,他国に隷属しなかった亜細亜唯一の国だから隷属の国に起つことを・・・
3,人類幸福の敵を滅ぼすのは使命ではないか・・・
4,新旧の叡智を
5,流血のない宗教の民でもあり、神聖な真理を発揮する事を・・・
6,万世一系の皇室を奉載する唯一の民であるから万国を一つになる事を示される国
7,人類の平和を促する国へ
と、私なりには解釈したのであるが・・・
それは、この箇所を熟読して 自分なりに解釈をしていただければと・・・
私もこれらの事を外国人がこのように見て下さったいるのだから
外からはそのように見えるのかもしれない
今、インバウンド現象で、日本に多くの外国人が訪れる・・・
文化、物価も安く、安全、物乞いなど居らず・・・(いるかもしれないが)
また、玄室宗匠は外国にも興味が旺盛な性格をお持ちだったので
多くの国を観られ、茶文化を広められた
それは、自身の人生の経験と人格から来るものだったのだろう
“一盌からピースフルネスを”
と、自国と 他国とを 結ぼうとした 心が伝わってきたのだった・・・
とてもシンプルな本で解りやすい
綺麗事ではなく、自身の言葉であることが伝わってきた本だった・・・
17代目にも続く茶の宗匠の一人として、自身の生きた時代にこのような
人物に出合えたのも感服の念が・・・
また、教えを乞えた事はありがたき偶然だったとも
ジャカルタに来られ
大統領に会えなければ 到着した飛行機を降りないという珍事件もあったか無かったか
当時のインドネシア大統領夫妻に献茶をなされた行事に

インドネシア茶道協会の皆とお手伝いをし、大学や庶民への茶会も成され
その、壮大な行事は大変だったけれども、皆にその労をねぎらい
場の雰囲気を明るくしている宗匠のお人柄にファンにもなった・・・
そんな思い出が今も蘇る・・・
そして・・・何度か、茶道を辞めようかと思った時期もあるのだが
なんとも、辞められない魅力があり・・・
現在も細々と続けている・・・不思議だが・・・
本の中には
茶道をする事によって、日本人が日本人らしく自己意識を高揚することができ
修習事によって自己と対人の絆の結び方がわかるのである・・・
とも書かれていた・・・
人付き合いが下手な私ではあるが・・・
人間である限り・・・学び続けようとも
本書を読みまた思うのであった・・・
「看脚下」 自身の足元を見よ・・・
丁度良い量の本書・・・おすすめであります・・・
さらに・・・
平和を広めに、お茶を広めに行った先々の国々の言葉でお伝えできまいかと・・・
私のこの長い文章はそれだけ、感動したということでお許しを・・・
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