「脳の闇」 中野 信子著 2023年出版
内容
ともすれば無意識の情動に流され、あいまいで不安な状態を嫌う脳の仕組みは、
深淵にして実にやっかい-。自身の半生と脳科学の知見を通して、
現代社会の病理と人間の脳に備わる深い闇を鮮やかに解き明かす。
・・・・・
私の私的な感想ではあるが・・・8章からなっていたうちの
最初の「承認欲求と不安」の章では
興味深い例に SNSの発信に炎上にパッシング・・・の状況・・・
また、3章の「正義中毒」の章もまた興味深かった
これはもう両者「正義中毒症」の何物でもないらしい・・・( *´艸`)
解決法は SNSの環境からいったん離れる事だという・・・
そして自問自答できる状態となって改めて考え直す事をするのだ
でも・・・成人になっても脳は成熟しないらしくまた老いると萎縮してくるそう
なので 「メタ認知」できるよう訓練するのもいいのかもしれないと思った
脳って不思議な臓器である・・・と・・・いろいろ興味深い事が書かれている
その他、6章「やっかいな「私」」7章「女であるということ」
8章「言語と時間について」と・・・いろいろな章に
興味深い例もちりばめられて面白い・・・
生物として生存率No1のコスパの良いナマコは感覚器官を持たないで生きている
人間は真逆でハイリスクハイリターンの手段を取って生きている生態で
一定の刺激がないと健全に生きられないように仕組まれている
その人類は今は生物の頂点に君臨しているから
新しい挑戦や未来への貪欲なモチベーションを
持ち続けて進化していっているのだろう・・・
脳科学の面からや ご自身の経験などもあげ
他人事ではなく、苦悩の実感もあり
ズンズンと飽きることなく読み進む事ができた・・・
私は ★★★★★ ですヽ(^o^)丿
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