2023/1/5  続

五女夏音 辻仁成著 1999年著

楽しく拝読いたしました。

お正月に家族の事を考える丁度良い感じの本でした

お正月前から、お料理の用意、お掃除・・・

夫の家、実家の親の事を気にしながら、

両家と仲良くやってゆきたい気持ちがバリバリに芽生える年の暮、年の初めです

1999年から24年後の 今、読むと

24年前の頃の家族という形が見えてきます

自身と比べても・・・いろいろな違いや同じ所が見出されて面白いでした

現在の家族の形・・・はどうかしらと

再考しました・・・

さて、物語・・・

結婚当初・・・

女大家族の長が肝っ玉のお母さんの下の末っ子の婿として

婿入りした主人公・・・

核家族の代表のような主人公には

大家族のそれまた末っ子5女の婿養子、父親になる、

というハードルが結婚と同時にやってきたのだ・・・

プレッシャーと重荷の中から始まる・・・

かなり、過酷であると思った・・・

よっぽど、彼女を好きでないと、長男の婿養子には入れないだろう・・・

主人公は、真面目で愛情が深いのだろう・・・

余談だけれど

・・・私の友も学生の頃の彼女と自立後結婚しようと思うも婿養子の条件がつき・・・

本人は悩んで泣く泣く・・・結婚を諦めた経緯がある・・・

それほど、長男の男性にとっては婿養子は悩める事だと思う・・・

余談だけれど・・・知り合いの長男の婿養子は結局・・・

育った環境なのか・・・離婚のパターンが多い・・・

家族も、兄弟もちょっと・・・大変だ・・・

でも、婿養子を経験した主人公は・・・婿に入った故に・・・

嫁に入る、女性の気持ちも多々理解出来た事であろう・・・

その家のカラーに染まる、しきたりに従う・・・のは

育った環境を否定するような場面も多々あるからだ・・・

結婚とは価値観の合う、家庭環境が似ている、親の様子も知っておく事が

大切だと・・・結婚してから気付くものなのだ・・・

結婚は二人の仲で盛り上がって・・・周りが見えない、

大抵はそうだ・・・見合いでない限りは・・・

結婚してから、弊害がアレアレヨと出て来る

結婚して、子供ができて、一家をまとめて行くという事は

結局はお互いが尊重し、相手の気持ちを汲み、愛があってこその

一家のまとまりが出来てくるものなのだろうと・・・

家族、兄弟、親戚・・・・結婚というのは

それらのシガラミが少なからずできるという事なのだと

結婚してから解る・・・のだ・・・いろいろな事が

けれども、結局は、それを削ぎ落としたとしても

環境の違う二人が妥協、協力、愛情なくしては

家族は成立しない・・

この、物語の家族構成は複雑であるが・・・

いろいろな、もめ事、再生を何度も繰り返し、繰り返し

おたがいに、迷惑をかけあい、理解しあい、反省しあい・・・

ごたごた毎に・・・家族になってゆくし、心も家族に順応してゆく・・・

しかし・・・自分を殺す程、合わなくて、結局、離れたとしても・・・

お互い、尊重し合う間柄に戻るのも良い時もある・・・

人生経験として、自分を立ててゆく糧ではないが、

人生には努力しても、どうしようもない事があると悟っていくのだろう・・・

人間は何でも、「やればできる!!」と思う節があるけれど

ならぬものはならぬ 時もあると悟るのも大切だ

「経験」こそが、人生の醍醐味なのかもしれない・・・

それが、人間に深みをもたらすのかもしれない

人生、楽しいい事ばかりではない・・・

困難や苦しい事を乗り越えて

再生し・・・

笑顔が成ってゆく事も尊い・・・

子孫も、成長するにしたがって

自身のルーツに学ぶ事は多々あるのだと思う・・・

それぞれ・・・統計を示し出し、己に合った自分の人生にすればいいのだ・・・

きっと・・・❤

 

この本を読んで

「家族」が成ってゆく

一つの形を見せてくれたような気がする

家族は一つ一つ個性的である・・・

個人も個性的である・・・

皆、影響しあって生きている・・・

あなたは、どんな家族を作りたいですか?

どんな家族を持っておられましたか?

皆、なんやかんやと自慢できる家族の一面

思い出してみましょ ^^) _

 

さて、今年も、人を尊重して

明るく楽しい人生にしていきましょ!!

まだ、今年は始まったばかりだしね☆彡

 

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