2022/12/9

ニュートンの林檎 下 辻 仁成著 1996年出版 
下巻になった・・・

由香に離婚をたたきつけられて・・・人生が混乱しだした主人公・・・

アリエの存在や元子がまた、ふいに、相棒と現われて・・・

樹彦との子を奪還しに日本に戻ってきての再会・・・

お世継ぎや相続のみにくい争いの中の人間模様・・・

樹彦の亡霊が憑いていた相棒も終にはまた、殺られ・・・

子供奪還の元子も母性に目覚め・・・

もう、物語が急激にぐるんぐるん目覚ましくひっくりかえっている・・・

と・・・

そこに、「ニュートンの林檎」の話を・・・主人公はふと考えた・・・

起承転結の 転 のように・・・話題が変わる・・・

ニュートン万有引力は有名だが

ニュートンの経歴を読み・・・ふと抜けおちた5年間が妙に気になる・・・

主人公・・・その空白の5年こそにその人の秘密があるのではないのだろうかと

勘ぐる・・・

その辺りまで、読み進んだ・・・

「空白」そう、空白の日々・・・私にもかつて、

空白の3ヶ月があった、それは「コロナ禍」に経験した

それは、私の不幸?の空白だったっが・・・( ;∀;)

が、

「便りのないのが良い便り」とも言うのもあるで・・・

平凡に幸せだった「空白」も

あるのではないだろうか・・・

さて・・・物語の「空白」も気になりつつも

物語りの続き

下巻も読み進むのであった・・・

 

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