2022/10/20

さて、「右岸」辻 仁成著 2008年出版 を今日から読もうと思う

「今この瞬間愛しているということ」を昨日、読み終えた・・・

SEDS(感覚・感情不全症候群)を患った女性が鈍化していく体と夢を諦めず・・・

そして・・・愛した人に愛され、一生懸命、迷惑をかけたくないと愛情をもちながら

もう一度復活しようと生きぬく・・・そのけなげな女性に涙があふれた

病気は治らなかったけれど・・・最後の海での果て方は芸術のようだけれど

あれは・・・もしかしたら、神様が死を授けてくれたのだろうと・・・

コロナ禍では精神的に病んでいる人が今も多々いるし、

病気の副作用で体が元に戻っていない人も多々いるという

私も、精神的に病んだものの・・・夫の介抱で元に戻る事ができた

やはり、思い出すと「愛」だったと思う。

「絶対治る!!」と言い続け、抱きしめてもくれた、諦めなかった

私も、「夫に迷惑をかけたくない・・・」という気持ち、立ち直りたい気持ちが

主人公の気持ちと重なった部分があった・・・

今は、普通の健康体に戻って、いつも夫に悪態をついている自分がいるけど

この本を読んで夫のありがたみも思い出したのデス・・・(*^_^*)

これも特に好きなたぐいの小説となった

「ピアニシモ・ピアニシモ」も特に好きななぐいの小説かなと思う

昨日は水曜日の映画の日で夫と映画を見に行った・・・

「パレード」福山雅治の ガリレオ版である・・・

なかなか・・・吸い込まれる飽きない映画で面白かった

エンドロールと字幕・・・監督、脚本家、映画に携わった方が音楽とともに

上に消えてゆく余韻・・・作品の余韻、人々の語りたかった事は何だったのだろうと

人間は影響し合って生きている・・・

映画は面白くて、歳を取ると、平日、年齢とともに安くなるので面白い娯楽・・・

邦画のポスターが数々映画館に張られている・・・

どれも面白そうだ・・・

近々にあるので見たいのは「土を喰らう十二カ月」原作 水上勉 監督 中江裕司

また、小説家の辻 仁成さんも

「中洲のこども」(真夜中の子供)原作で

制作されているそうで・・・楽しみにしているところ・・・

小説原作者で、監督も脚本も音楽も自分でされるなんてスーパーマンですね

確かに、映画は受けるとそれに越した事はないが・・・

本のように、文芸作品なのだと思う

商業的に儲かればそれは尚、良いけれど

大切なのは中身、文芸としての作品なのだと思っている

今日も、昨日よりも濃い赤い稜線が東の山に尾をひいてきた・・・

昨日よりもお天気になるらしい・・・

///////////翌日・・・

朝方・・・「右岸」辻仁成著の小説を読み始める・・・

不思議な世界の衝撃的な事の始まりは・・・ひきつけられる・・・

私も、不思議な世界には興味があるので・・・ついつい・・・

本の中に引き込まれて読み進めるのであった・・・

この方の小説を読むと、どうしてか、昔の事が蘇って来る

似たような経験を皆されている人は多いとは思うのだけれども

昔が蘇り、いろいろな事象が、のみこめ、理解できてくるのであるというか

きっと・・・そうなのだろう?!と納得できるのでした・・・

なので、ゆっくり読もうと思え、興味が湧いてくるのでした・・・

小説家、プルーストが言っていたように、

「文学作品のすべての素材は、私の過ぎ去った生涯であるという事を理解した・・・」

という事を思い出す・・・

もしかしたら・・・

何万年も人間として生きて来た潜在意識なんかも混在しての事かも・・・

と、思えるような気もする。

有る時は女の私だったころ、有る時は男の私だったころ・・・

輪廻があるとすれば・・・そんな潜在意識があっても不思議ではないだろうと・・・

私は小学生くらいまでは、男に生まれたかったけれど

思春期になり体に女性の徴候が出て来ると・・・違和感もありながらも・・・

女性へと思考も体も?変身?をとげ・・・女性に生まれて今は良かったと思うし(^^)

人によってはそういう方も多々おられると思う

などと・・・この小説を読むと思い出されるので

小説を読むと、眠っていた意識が掘り起こされて純粋な自分を懐古できるというか

素直に認められ、心がニュートラルになれる気がする

童心に戻れる、純粋な思考の頃の自分を美しいと思える、それだけでも読書の良い効果

日本人は集団行動が習慣化している民族なので・・・

個人としての自分を大切にする事が苦手な民族だと思う

でも、現世はその個人がようやく・・・認められかけている時代になったと思える

日本の歴史、風土が時代とともに変わってきているのだから・・

本を読むと、自己肯定ができるので、本を読むと安らかな気持ちになれ

また、自分は、自分とも思える、勇気が湧く・・・

まだ、この小説はまた、読みはじめなのだけれども

いろいろと感化されている

自分は世界に一つの個人作品なのだと思うと、

どんどん、自分の良い所を伸ばさないと、

自分が可愛そうだとおもえるようになった

それは、大人になって、気づくのが今頃になったけど・・・

私は今、気づいたのも私自身なんだから、自分を尊重してあげるとしてヽ(^o^)丿

死ぬまで、がんばろ、

永遠に生きさせられるのはむごい事も本で知ったし、

死ねるところまで悔いのないように・・・と思う

まだまだ続く読書の秋でした・・・

・・・・・・23日・・・続・続・感想・・・

さて、「右岸」辻仁成著を読み終え・・・

本の中の幸せなパリ家族が・・・幼馴染の茉莉を追っかけたばかりに?

家族が事故に遭ってしまい・・・自身までもご後日事故に遭い・・・

記憶を無くしてしまって・・・不幸へとなだれ込んでしまう・・・

そこから・・・いつものように、息せききって

いろいろなゼットコースターのような展開となり

息つく暇もなく・・・物語は終焉するのであった・・・

読後感はハッピーエンドだと思う

「祖父江九の黙示録」が時々出てくるのだけれどそれが不気味・・・(^^

普通に生まれた事が幸せなんだと、目立たない方が幸せなんだと思う・・・

いや、ただ、自分の人生は既に立派なんだと思う

いい人生、いい選択、いい人なんていうのは

自分の思い込みであって、全てOKなのである

比べる必要もない、表だたなくても、裏にいたって

立派な人の道があるのだ

今を精一杯生きる事がこの世なのだと

失敗人生なんてないし、成功人生なんてない

ただ経験が残るだけ

自分が納得して自分の生き方を貫いて

愛する人達が幸せでいられたら

自分が一番幸せなんじゃないかなと思った

人の思惑なんてクソくらえ・・・です

読書はいいです、色々と想像力が豊かになるので(^^)/

でも、人間って欲の塊だから限度を超えはじめると

幸せがくずれてくるように思える

欲まみれの私だから、

程程に・・・と思う

日曜日のお昼・・・

美味しいお昼ご飯をつくらなきゃねぇ・・・

今日も良いお天気の秋のお昼だ・・・

今日も元気で幸せに生きます❤

このところの秋晴れはすこぶる気持ちが良いです

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