9月9日金 白露 重陽の節句
「アカシア」 辻仁成著を読んだので・・・次は
「日付変更線」を読もうと思う・・・
「アカシア」は短編小説が集まっていてそれぞれに面白かった・・・
いろいろあったけれど、「アカシア」の物語の発想がどこからくるのか？
ユニークな作者だと思った・・・。その中の一つの短編小説
「明日の約束」は
「今」を表す「言語」しか持たない小さな村が舞台
きっと、「今」だけを意識して生きる世界があった・・・
過去も未来を表す言語のない世界・・・
人は、過去を悔やみ、未来を心配する生き物だからそれに囚われちゃうけれど
その囚われをとっぱらって、「今」の国の酋長になるというお話(^^)
今・・・突然
イギリスのエリザベス女王が亡くなられたニュースが・・・・嘘でしょう？！
このお話の中では、
死者は・・・
「今も死んでいる人間」となる
過ぎ去ったわけではなく、今も死者は死につづけている事になり
人々は死者の事を死につづけている人として
いつまでも生きているように話題にする・・・・
過去も、未来も存在しないこの国には死者はすぐそこにいる存在のようだった・・・
と・・・・ところで・・・
エリザベス女王は地球で最も愛されている女王だったと思う
あまりに、この小説とタイミングが合い過ぎて・・・
エリザベス女王もきっと・・・今を大切にする人々に
愛され続けて死ぬことのない存在になり続けるような気がした・・・
お悔やみ申し上げます・・・
さて・・・
「ぽすと」「うたどろぼう」「ピジョンゲーム」「あとがき」etc・・・
短編小説も、小説である・・・短編好きもいるでしょう
長編は時々読み疲れる・・・時があるので短編もいいですね
せっかちなので・・
「太陽待ち」はちょっと長そうなので、図書館に貸出延長を申し出ねば・・・
近く、実家に一時帰国？老いた母が気になるので・・・
というより、旧友の再会が楽しみ・・・
小、中、高からのソフトボール仲間は おなじ釜の飯を食べた仲なので・・・
たぶん、死ぬまで交流が続くような気がする・・・
55歳の時は皆で「ハワイ」に行った！！楽しかったな～ヽ(^o^)丿
「あの木なんの木気になる木～」の前で手をつなぎあって写真を撮った・・・
一生の思い出・・・
高校の時の同級生のお友達がハワイ在住で、
ごっつい車でハワイを案内してくれた・・・
また、60歳になってもまたお金を貯めて行こう！！と約束はしているが・・・
お金が貯まるか心配（へそくりはあるが・・・）
さて、ハワイには明るい思い出があるが
「パールハーバー」の事はあまり知らない・・・
旅路をゆっくりこの本も読もう・・・
あ・・・今日は兄の誕生日だ！！
還暦！おめでとう(^^)/
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